国民皆保険制度をとる日本においては、誰もが公的な健康保険に加入します。
就職や転職のタイミングで健康保険の手続きが発生することからもわかるように、基本的には働き方で健康保険の種類が異なります。
しかし、どんな保険に加入している人であっても、75歳を迎えると「後期高齢者医療制度」に加入することとなります。
では、「後期高齢者医療制度」に加入することで医療費の自己負担額や保険料はどのように変わるのでしょうか。
聞きなれない「2割負担」もありますが、こちらは2025年9月30日まで限定の配慮措置となっています。
詳細を見ていきましょう。
1. 後期高齢者医療制度とは?
公的な健康保険である、後期高齢者医療制度。
75歳を迎えるとこれまで加入していた保険(国民健康保険、協会けんぽ、船員保険、共済組合など)は脱退し、「自動的に」後期高齢者医療に加入することになります。
この制度は、各都道府県に設置されている後期高齢者医療広域連合によって運営されています。広域連合にはすべての市町村が参加しており、申請受付や保険料の徴収などの手続きは市町村が窓口を担当しています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)