健康保険料などの社会保険料は毎月の給与から天引きされているため、あまり意識してこなかった方もいるかもしれません。
しかし健康保険料が値上げになるか値下げになるかは、給与手取り額に影響します。
全国健康保険協会(協会けんぽ)では都道府県ごとに医療費を反映して健康保険料率を設定するため、地域によって異なります。
自分の対象地域ではどうなのか、詳しくみていきましょう。
1. 全国健康保険協会の「保険料率」は都道府県ごとに異なるって本当?
全国健康保険協会(協会けんぽ)では、都道府県ごとに支部が設けられており、各支部ごとに健康保険料率が異なります。
全国平均の保険料率は10.0%ですが、地域によっては最大で1.34%の差が見られます。
1.1 保険料率が高い支部はどこ?
- 佐賀支部:10.78%
- 徳島支部:10.47%
- 長崎支部:10.41%
1.2 保険料率が低い支部はどこ?
- 沖縄支部:9.44%
- 新潟支部:9.55%
- 岩手支部:9.62%
- 福島支部:9.62%