4月15日は年金支給日【基礎年金に給付金が上乗せされる人も？！】年金生活者支援給付金「対象者・支給額・申請方法」をチェック【老齢年金の一覧表付き】国民年金・厚生年金の平均月額《60歳代・70歳代・80歳代》

6. 【老齢年金の一覧表】80歳代の「厚生年金と国民年金」の平均月額はいくら？

最後に、80歳代の年金額も1歳刻みで確認していきます。

【80歳代】国民年金の年金一覧表（80〜89歳）

80歳代の国民年金額

65歳以降の平均年金月額を確認すると、厚生年金は14万円台から16万円台、国民年金は5万円台となっています。

ただし、実際に受け取る年金額は、各個人の現役時代の年金加入状況によって異なることを考慮する必要があります。

次に、年金の個人差を示すグラフを見てみましょう。

続いて、「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、60歳以上のすべての受給権者が受け取る年金額について見ていきます。

年金の個人差

出所：厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

〈全体〉平均年金月額：14万6429円

〈全体〉平均年金月額：5万7584円

厚生年金（国民年金部分を含む）の平均年金月額は、全体で14万円台ですが、男性は16万円台、女性は10万円台と大きな差があり、国民年金のみを受給している場合は、男女ともに月額5万円台です。

しかし、グラフを見てみると、厚生年金を受け取っている人の中でも、月額2万円未満の低年金層から30万円を超える高額受給者まで、受給額にはかなりの幅があることがわかります。