2. 極小の米粒パーツの数は1456粒

話題となったのは、フィギュア・玩具会社「グッドスマイルカンパニー」が販売するプラモデル「おにぎりプラモ」。

公式サイトによると、米粒パーツの数はなんと1456粒。本製品で梅干しおにぎり1個が組み立てられるとのことです。

投稿主の@murimurikamomeさんに購入の経緯を伺うと、「以前から店頭でお寿司や餃子のプラモデルを見て気になっていました。ある日突然友人から『これ作ってよ』と適当にTikTokの動画が送られてきたので 『適当なフリにマジで返す』ボケのつもりで購入しました」と教えてくれました。

おにぎりプラモの進捗については「パーツが細かいので紛失しないように慎重に作業しているため非常にゆっくりです」とのこと。

また、パーツを切り離したあとの成形作業については「ご飯粒を複数作り合体させる」方法を予定していたそうですが、どうやらそれではきれいなおにぎり型に成形するのは難しそうなのだとか。

商品に組み立て説明書はついていなかったそうで、どう組み立てるかは作り手次第。

おにぎりのプラモデル

おにぎりのプラモデル

出所:@murimurikamome

@murimurikamomeさんもこのままパッケージ通りの梅干しおにぎりにしようかどうか悩み中だそうです。一体どんなおにぎりが握られるのか、完成が楽しみですね。

ちなみに「おにぎりプラモ」は予約販売商品で、残念ながら予約期間はすでに終了しています。

「グッドスマイルカンパニー」ではおにぎりプラモのほか、寿司プラモや餃子プラモなどユニークなプラモデルが多数販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

3. 2023年度の玩具市場規模は1兆193億円

ユニークなプラモデルが話題となったことに関連し、ここからは「国内における玩具市場の規模」を紹介します。

一般社団法人日本玩具協会が公表している「2023年度玩具市場規模調査結果データ」によると、2023年度の日本国内における玩具市場規模は、希望小売価格ベースで1兆193億円。過去最高の記録を更新し、初めて1兆円を超える結果となりました。

商品ジャンル別にみてみると、最も金額が大きいのは「カードゲーム、トレーディングカード」の2774億円。プラモデルを含む「ホビー」の市場規模は1749億円でした。

いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっているおにぎりのプラモデルを紹介しました。

参考資料

小野田 裕太