高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2024年度にLIMOメルマガ会員に実施した「奨学金」アンケート結果もご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年4月・5月締め切りの給付型の奨学金」2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが4日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・5月21日締め切りの奨学金】公益財団法人似鳥国際奨学財団「日本人大学生対象給付型奨学金【大学生】(下期)(2025年度)」

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奨学金

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公益財団法人似鳥国際奨学財団は「世界の人々の平和と、文化の創造を目指す教育の機会均等を理念に、社会的・経済的に困窮している方へ支援等を行い、世界各国の平和の尊厳と、人財育成に寄与すること」を目的とした財団です。

1.1 【返済不要・5月21日締め切りの奨学金】公益財団法人似鳥国際奨学財団「日本人大学生対象給付型奨学金【大学生】(下期)(2025年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】

【申込み期間】2025年2月21日(金) ~ 2025年5月21日(水) 13:00まで

【支給人数】最大220名 (上期・下期合わせて) ※うち最大50名は【IT 人材奨学生】として採用

【支給金額/人】96万円(月額5万円 )

選考結果に応じて、次に認められた方には学習奨励金を追加支給
【優秀者】月額1~3万円追加支給 /【IT 人材奨学生(※)】月額3万円追加支給

家計状況など選考結果に応じて、支給金額決定

※支給金額は採用時に通知
※支給金額の一部は、住宅補助費として支給
※【IT 人材奨学生】理工(情報)系に在籍の方から採用(該当者は選考時に確認)

【支給期間】1年間(2025年10月~2026年9月)※支給期間中に卒業する人は、卒業月まで

【成績制限】あり

【所得制限】あり

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】不可(他奨学金(給付型)との重複受給は不可 )

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】大学生・大学院生   

【資格・条件】
下記の①~④の項目にすべて該当する者とする(全ての資格は、2025年10月1日時点)

① 国籍:日本国籍を有する人 <外国籍を有する場合>在留資格が『永住者』または『定住者』の人は応募可能

② 年齢・在籍課程・学年:
【学部(4年制)】23歳以下で、日本国内の大学の学部課程の1~4年に正規生として在籍予定の者
【学部(6年制)】23歳以下で、日本国内の大学の学部課程の1~6年に正規生として在籍予定の者<5~6年生のみ>25歳以下まで応募可能
【大学院生】25歳以下で、日本国内の大学の修士課程の1~2年に正規生として在籍予定の者

③ 家計状況:2024年度の世帯収入(見込)が900万円以下を目安とする

④ 学業:大学(院)入学から現在までの成績が GPA2.5以上(4.0満点)を目安とする
※大学の成績がまだない場合、直近の高校学年末の成績が評定平均3.5以上(5段階評価)を目安とする

【募集団体】公益財団法人似鳥国際奨学財団

【奨学金概要】公益財団法人似鳥国際奨学財団 2025年度(下期) 大学生 募集要項

2. 【返済不要・4月16日Web登録締め切りの奨学金】公益財団法人キーエンス財団「キーエンス財団「がんばれ!日本の大学生」応援給付金(2025年度)」

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奨学金

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公益財団法人キーエンス財団は、返済不要の給付型奨学金で日本の未来を担う若者を応援します。

2.1 【返済不要・4月16日Web登録締め切りの奨学金】公益財団法人キーエンス財団「キーエンス財団「がんばれ!日本の大学生」応援給付金(2025年度)」

【対象】大学

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型奨学金

【申込み期間】
①予備選考 Web 登録:2025年3月3日(月)~ 4月16日(水)午前10時
②本 選 考 書類提出:2025年4月22日(火)~5月8日(木)締切当日消印有効

Web 登録:2025年4月22日(火)~5月8日(木)午前10時

【支給人数】3500名程度

【支給金額/人】30万円

【支給期間】1回限り

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】可能

【他の給付型との併用】可能

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】在学生(4年制の学科・学部)

【資格・条件】
応援給付金への応募ができる方は、以下の a ~ f の項目すべてに該当する方になります。なお、他の奨学金等との併用についての制限はありません。

a.日本の大学に在籍する大学生(2025 年度の新 1 年生を除く)である者
(4 年制の学部・学科生に限る。ただし通信教育課程及び夜間学部生、並びに留学生を除く。)
b.2025 年 4 月 1 日現在、23 歳以下である者
c.最短修業年限(※)にて卒業の見込みがある者
d.昨年までの「がんばれ!日本の大学生」応援給付金を受給していない者
e.当財団の奨学生ではない者
f.勉学に励み、目標をもって頑張っている大学生

※最短修業年限については、下記奨学金概要を参照下さい

【募集団体】公益財団法人キーエンス財団

【奨学金概要】公益財団法人キーエンス財団 2025年度「がんばれ!日本の大学生」応援給付金 募集要項


いかがでしたでしょうか。

2025年4月・5月締め切りの「もらえる」給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【奨学金アンケート】奨学金のイメージ「借金」を選んだ人は66%

くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員に「奨学金に関するアンケート調査」をおこないました。まずは「奨学金のイメージ」について伺った結果です。

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出所:LIMO編集部作成

3.1 「奨学金」に対するイメージは?

  • 借金:66.1%(158人)
  • 制度が煩雑:19.7%(47人)
  • 利用するための条件が厳しそう:33.9%(81人)
  • 奨学金を利用することで、家計の負担を軽減できる:42.3%(101人)
  • 奨学金を利用することで、学生自身が学びを続けられる:38.9%(93人)
  • そもそもよくわからない:7.5%(18人)

※アンケート回答数:239件

最も多いのは「借金(158名)」で、全体の約66%を占めました。

現在では返済不要の「給付型奨学金」なども徐々に増えつつありますが、まだまだ「学校に行くために借りるお金」というイメージを持つ人がまだまだ多いことが伺えます。

また、「奨学金の返済に苦労している人が多い」といったメディアなどの影響も、ネガティブな印象につながっていると考えられます。

一方で「奨学金を借りることで、家計の負担を軽減できる(101人)」「奨学金を利用することで、学生自身が学びを続けられる(93人)」と答えた人も全体の4割前後と多くいました。

学生自身も、また保護者も、経済的な理由で高等教育を諦めることがないように設けられている制度という認識をしている人は一定数いることがわかります。

4. 「奨学金」の利用を検討したことがある人は44.7%、実際に利用したのは全体の36%

次に「奨学金の利用を検討したことがあるかどうか」について聞いてみました。

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出所:LIMO編集部作成

4.1 「奨学金」の利用を検討したことはありますか?

  • 検討したことがある:44.8%(107人)
  • 検討したことがない:55.2%(132人)

※アンケート回答数:239件

「奨学金」の利用を検討したことがない人の割合が、検討したことがある人の割合をやや上回りましたが、大きな差はないことがわかります。

奨学金が、高等教育を受けるにあたって、学費の捻出方法として身近なものとして考えられていることが伺えました。

では、「奨学金」の利用を検討した人のうち、実際に利用するまでに至った人はどのくらいいるのでしょうか?

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出所:LIMO編集部作成

4.2 (奨学金の利用を検討した人のうち)実際に「奨学金」を利用しましたか?

  • 実際に奨学金を利用した:81.3%(87人)
  • 実際は奨学金を利用なかった:18.7%(20人)

※アンケート回答数:107件

「奨学金」の利用を検討している人に、実際に奨学金を利用したかを聞いてみると、約8割の人が実際に奨学金を利用していることがわかりました。

アンケートに回答してくださった方全員に対する割合で考えると、全体の36%の人が「実際に奨学金を利用している」ということになります。

また「奨学金」の利用については、学業成績や家庭の経済状況など、受給資格に条件が設けられている場合も多いです。

「奨学金」は、希望した人全員が必ず受給できるものではないということも、利用を検討していた人が、実際に利用しなかった理由として考えられるでしょう。

まだまだ「借金」という負のイメージが強い奨学金ですが、経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討していきたいですね。

参考資料