2025年の年金は、賃金や物価が上昇している影響を受け、増額改定されます。

また、厚生労働省の資料では働き方に応じた年金額の目安が示されているため、参考にしてみてください。

会社員の方は、勤務先の退職金制度や企業年金制度も確認しましょう。

いずれも老後生活の柱となる資産であるため、自分がいくら受け取れるのかを確認することが大切です。

1. 2025年度の年金は「+1.9%」に増額される予定

2025年度の公的年金額は、2024年度から「+1.9%」と増額改定されます。

68歳到達年度以後の受給権者は「前年度改定率(再評価率)×物価変動率×マクロ経済スライド調整率」、68歳到達年度前の受給権者は「前年度改定率×名目手取り賃金変動率×マクロ経済スライド調整率」という計算式で改定される仕組みです。

このように、公的年金は年金受給者の生活水準を維持するために、物価上昇率や賃金上昇率などを参考に毎年改定されます。