2. 【おひとりさまの貯蓄額】みんな年代別にいくら貯蓄している?
では、老後に備えて、ほかの人はどのくらい貯蓄しているのでしょうか?
金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](2024年)」によると、以下のような結果となりました。
老後に差しかかる60歳代で、一時期話題となった老後2000万円問題をクリアできているのは全体の22.9%です。
ここで注目したいのは、2割の人がしっかりと老後に備えて貯蓄ができているのに対して、金融資産を保有していない人が全体の27.7%いることです。
つまり、老後資金をしっかり準備できている人とできなかった人が同じくらいの割合いることがわかります。