厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によれば、65歳以上の者のいる世帯のうち、「単独世帯」 が855万3000世帯(高齢者世帯の51.6%)、「夫婦のみの世帯」が730万3000世帯(同44.1%)となっています。

なお、65歳以上の単独世帯のうち男性は35.6%、女性は64.4%。

平均寿命は女性の方が男性より長いため、独身の方だけでなく、既婚の方でも老後ひとりになる可能性は考えておきたいものです。

今回は「ひとりの老後」に視点をあてて、その生活基盤となるお金事情を見ていきます。