総務省が2025年3月28日に公表した「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)3月分(中旬速報値)」によると、消費者物価指数の総合指数は前年同月と比べ2.9%上昇しています。
生活に必要なあらゆるものの値段が上がっているため、家計に負担が生じているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、今の生活に目を向けるだけでなく、将来に向けて老後資金の準備を進めることも大切です。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)が公表した「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」によると、60歳代が考える「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」は平均で2110万円となっています。
老後資金を準備する方法の1つとして、新NISAを活用した資産運用があります。
今回は、証券会社の元富裕層担当 資産運用アドバイザーである筆者が「新NISA」の特徴やメリットをご紹介します。
また、「毎月5万円×15年間」の積立投資を行った場合、いくらの資産を作ることができるのか《シミュレーションした結果》も見ていきますので、ぜひ参考にご覧ください。