【老齢年金の早見表】4月15日は年金支給日です！《国民年金と厚生年金》60歳代・70歳代・80歳代の月額は平均いくら？平均年金月額「国民年金」は5万円台・「厚生年金」は14万円台

3. 【厚生年金】「60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上」の平均月額はいくら？

国民年金に加えて、会社員や公務員、一定の条件を満たしたアルバイトやパートタイム労働者が受け取る年金が「厚生年金」です。

本章では、厚生年金の平均受給額について詳しく見ていきます。

なお、ここで示す厚生年金の金額には、「国民年金を含む」総額が反映されています。

60歳代の厚生年金額

※65歳未満の厚生年金保険（第1号）の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの者

70歳代の厚生年金額

80歳代の厚生年金額

90歳代の厚生年金額

これまで年金額について見てきましたが、「働いていなくてもこれだけ受け取れるのはうらやましい」と感じる一方で、「この金額では老後の生活が不安だ」と思う方もいるかもしれません。

ただし、紹介した金額はあくまで平均値であり、実際の受給額は個人の状況によって大きく異なることを理解しておく必要があります。

ここから分かるのは、「国民年金」と「厚生年金」では支給額に明確な差があるという点です。

次章では、それぞれの年金制度の仕組みを改めて整理し、現役世代が押さえておくべき重要なポイントについて解説していきます。