3. 「年金では日常生活費程度もまかなうのが難しい」4割が回答
同じくJ-FREC 金融経済教育推進機構が公表した「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」より、年金に対する考え方を見ていきましょう。
- 日常生活費程度もまかなうのが難しい:39.1%
- ゆとりはないが、日常生活費程度はまかなえる:52.8%
- 年金でさほど不自由なく暮らせる:8.1%
約半分が、日常生活費程度はまかなえると回答しています。
続いて別資料である厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」を見てみると、公的年金・恩給だけで100%生活できている高齢者世帯は41.7%であると示しています。
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%:41.7%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が80%~100%未満:17.9%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が60~80%未満:13.9%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が40~60%未満:13.2%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が20~60%未満:9.3%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が20%未満:4.0%
言い換えると、約6割の高齢者世帯が年金収入だけで生活できていないことになります。
そもそも若い世代であれば、「年金に頼る」という考えの方は少ないかもしれません。
老後に向けて、「年金だけで足りない金額はどれほどか」「足りない金額はどのようにまかなうか」を考える必要があるでしょう。