2.2 厚生年金・国民年金の平均年金月額
ここで、厚生年金・国民年金の平均年金月額も見ておきましょう。
老後の収支計画を立てるうえで、収入の基盤となる年金の金額を確認しておくのは重要です。
厚生労働省年金局の公表した「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均年金月額は以下の表のようになりました。
一方で、国民年金の平均年金月額は以下のとおりです。
平均値なのであくまで参考にはなりますが、70歳代の1ヶ月の生活費の補填や、他にも旅行や趣味、介護や病気の際の費用んなど考えると中央値はやや心もとないといえるでしょう。
また、2025年度の年金額は1.9%増額しますが、マクロ経済スライドによる調整があるため、実質的には目減りするという結果となっています。
老後の生活資金に不安を感じる人は、今から何か対策を打たなければなりません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)