高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2024年度LIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の中でも「貸与型奨学金の毎月の受給額」についての結果をご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「4月8日・20日締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要の奨学金・4月8日締め切り】公益財団法人古河記念基金「公益財団法人古河記念基金日本人奨学生(2025年度)」
公益財団法人古河記念基金は、成績優秀なものの、経済的理由により修学困難な理工科系専攻、特に金属
その他資源関係の学生に優先的に奨学金を授与する事業を行っています。1/4
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公益財団法人古河記念基金は、成績優秀なものの、経済的理由により修学困難な理工科系専攻、特に金属、その他資源関係の学生に優先的に奨学金を授与する事業を行っています。
1.1 【返済不要の奨学金・4月8日締め切り】公益財団法人古河記念基金「公益財団法人古河記念基金日本人奨学生(2025年度)」
【対象】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】ー
【申込み期間】2025年4月8日(火)必着
【支給人数】制限なし
【支給金額/人】288万円
(1) 国立・公立在学者で自宅通学者 30,000 円
(2) 国立・公立在学者で自宅外通学者 35,000 円
(3) 私立在学者で自宅通学者 35,000 円
(4) 私立在学者で自宅外通学者 40,000 円
【支給期間】正規の最短修業期間で最長 6年間
【成績制限】なし
【所得制限】あり
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】理工系
【専攻分野の詳細】
- 4年制大学(薬学系の6年制を含む)の学部2年以上
- 大学院に在学する理工科系専攻
【資格・条件】
(1) 2025年 4 月時点で、日本の 4 年制大学(薬学系の 6 年制を含む)の学部 2 年以上、および大学院に在学する理工科系専攻(ただし、医学系と獣医学系は除くが、薬学系は含む)の日本国籍の学生であること。
(2) 卒業までの進級が十分見込めること。
(3) 家庭の経済状況については、2023 年の年収が 900 万円(税込み、兄妹の収入および年金収入は除く)を超えないこと。
【募集団体】公益財団法人 古河記念基金
【奨学金概要】公益財団法人古河記念基金2025 年度日本人奨学生募集要項
2. 【返済不要の奨学金・4月20日締め切り】公益財団法人野島財団「公益財団法人野島財団奨学金(2025年度)」
公益財団法人野島財団は「社会に貢献する人材育成」を理念とし、学業・人物ともに優秀な学生に対して、奨学金を給付する財団。次世代を担う人材の育成、並びに学術・科学技術、文化・社会・スポーツ等の分野に対する支援を行い、日本の更なる発展向上に寄与することを目的とした奨学金です。
2.1 【返済不要の奨学金・4月20日締め切り】公益財団法人野島財団「公益財団法人野島財団奨学金(2025年度)」
【対象】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型奨学金
【申込み期間】2025年3月1日~4月20日
【支給人数】24名
【支給金額/人】180万円(月額5万円)
【支給期間】2025年4月から正規の学士課程修了月まで
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】不可(本財団の奨学金は、他の給付型奨学金と重複して受給することはできないものとしております)
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】大学学部2年生、3年生
【資格・条件】
(1)当財団が指定する大学に在籍している学生であること
青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、お茶の水女子大学、学習院大学、鎌倉女子大学、群馬大学、慶應義塾大学、國學院大学、埼玉大学、芝浦工業大学、上智大学、昭和女子大学、成蹊大学、聖心女子大学、高崎経済大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、電気通信大学、東京工業大学、東京女子大学、東京大学、東京都立大学、東京理科大学、日本女子大学、一橋大学、フェリス女学院大学、法政大学、明治大学、山梨大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、早稲田大学、立命館アジア太平洋大学 等
(2)2025年4月時点で大学学部2年生、3年生であること
【募集団体】公益財団法人野島財団
【奨学金概要】「公益財団法人野島財団」2025年度奨学生募集要項
いかがでしたでしょうか。
「2025年4月8日・20日締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【奨学金に関するアンケート】貸与型奨学金、最も多い受給額は月額2万~4万円で32%
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「奨学金に関するアンケート調査」をおこないました。
アンケート項目の中で、メルマガ会員の方のうち貸与型奨学金(有利子型、無利子型含む)を利用されていた方に、「毎月いくら奨学金を借りていたか」について伺いました。
- 19999円以下 25.3%(19人)
- 20000~39999円 32.0%(24人)
- 40000円~59999円 18.7%(14人)
- 60000円~79999円 8.0%(6人)
- 80000円~99999円 8.0%(6人)
- 120000円以上 8.0%(6人)
※貸与型奨学金利用者数合計 75人(うち、有利子型無利子型併用利用者4名)
※100000円~119999円は該当者なし
最も多いのは、貸与月額「20000~39999円(24名)」で、貸与型奨学金利用者全体の32%を占めました。
なお、今回のアンケートにお答えいただいた方は全体で239名となり、貸与型奨学金を利用されていた方は、全体の31%という結果になりました。
4. 【奨学金】奨学金には「貸与型」の奨学金と「給付型」の2種類の奨学金がある
ここで奨学金の種類についてご紹介しましょう。
奨学金には、大きく分けて「貸与型」の奨学金と「給付型」の2種類の奨学金があります。
4.1 貸与型の奨学金
学生に対して資金を貸し付ける形の奨学金です。「借金」のイメージが強い奨学金ですが、この「貸与型」の奨学金の印象が大きいことが伺えます。
貸与型奨学金の主な特徴は次の通りです。
1.返済が必要:卒業後、一定期間が経過した後、返済を開始します。返済額や返済期間は、奨学金を提供する機関や、奨学金の契約条件によって異なります。
2.金利:無利息のものや、「国の学生ローン」よりも低い金利が設定されているものもあります。また一部には市場金利に基づく利息が付く場合もあります。
3.利用条件:学業成績や家庭の経済状況などに応じて、受給資格が決まることがあります。申請時には、必要な書類や情報を提供する必要があります。
4.2 給付型の奨学金
優れた学術研究をおこなった学生や、成績優秀な学生に対して、基本的に返済不要となる奨学金です。対象となった場合、大学・専門学校等の授業料や入学金も免除、または減額されます。主な特徴は次の通りです。
1.返済不要:奨学金を受け取った学生に返済の義務はありません。
2.利用条件:上記の通り、学業成績や、特定の活動や分野に対する成績、そのほかにも家庭の経済状況などに基づいて支給されることが一般的です。選考過程があり、申請者が一定の条件を満たす必要があります。
3.支給形式:一度にまとまった金額が支給される場合もあれば、月々支給される場合もあります。支給方法や金額は奨学金のプログラムによって異なります。
また給付型奨学金の中には、学校法人や公益財団法人、福祉法人や企業などが、卒業後に事前に約束した職種に一定期間就くことを条件として、給付型奨学金制度を設けているところもあります。
今回のアンケート結果でご紹介したのは、LIMOメルマガ会員のうち、貸与型奨学金利用をしていた方が「毎月いくら奨学金を借りていたか」ですが、給付型の奨学金であれば、「卒業後、返せるかどうかが不安で奨学金を利用できない」という人でも安心して借りられるのではないでしょうか。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみることをおすすめします。


