2. 4つの都県の「平均標高」を比較すると…

国土地理院が公表している「都道府県別平均標高(日本)」によると、関東地方で一番「平均標高」が低い都県は、千葉県です。気になる平均標高は、45メートルとなっています。

千葉県は平野が多く、最高標高地点は愛宕山の408メートル。県内に500メートル以上の山は存在せず、47都道府県のなかでも最も平均標高が低い県となっています。

千葉県に次いで関東地方で平均標高が低いのは茨城県の100メートル。次いで東京都の242メートル、神奈川県の243メートルという順番でした。

ちなみに、関東地方で一番平均標高が高いのは群馬県の764メートル、47都道府県では長野県の1132メートル。千葉県と長野県では、平均標高に1000メートル以上もの差があります。

3. 千葉県の県内総生産は名目20兆8070億円

ここからは関東地方で一番「平均標高」が低い千葉県について紹介します。

千葉県は首都圏の東側に位置し、茨城県、埼玉県、東京都に隣接しています。県面積は5156.62平方キロメートルで、全国28位の大きさ。近隣の東京都と神奈川県を合わせたよりも大きな面積を有しています。

2024年1月1日時点の人口は、全国6位の規模である631万158人。県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:国土地理協会総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

  • 千葉市 97万8899人
  • 船橋市 64万8331人
  • 松戸市 49万8222人

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目20兆8070億円。一人当たり県民所得は305万9000円でした。

いかがでしょうか。今回は関東地方で一番「平均標高」が低い都県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2025年3月6日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太