3.2 長期のライフプランを立てる
65歳でのリタイアを実現するためには、それに向けたライフプランをきちんと立てておくことが大切です。
特に、マイホームの購入や子どもの進学など大きな支出を伴うライフイベントについては、「いつ頃発生するのか」、「どれくらいの資金が必要か」ということを具体的に考えてみましょう。
3.3 毎月計画的に貯蓄を行う
将来のライフイベントが明確になると、自ずとそのために必要な資金の全体像が見えてきます。
次に、「必要な資金を貯蓄するためには毎月いくら貯めればよいか」ということを試算してみましょう。
たとえば、65歳までに老後資金の2000万円を貯めるとき、60歳からスタートすると毎月約33万円貯める必要がありますが、40歳からスタートしておけば毎月6万7000円の貯蓄で目標を達成できます。
無理なく目標を達成するためには、なるべく早いうちから計画的に貯蓄に取り組むことが大切です。
4. 将来のライフプランを具体的に考えてみよう
多くの高齢者世帯では、公的年金だけで生活費をまかなうことが難しい状況です。
65歳でのリタイアを実現するためには、なるべく早いうちから老後に向けた資産形成に取り組むことが欠かせません。
まずは将来の年金見込額を確認したうえで、将来に向けたライフプランを構築してみましょう。
参考資料
椿 慧理