2025年3月より、協会けんぽ(全国健康保険協会)の保険料率が改定されます。

保険料率は都道府県ごとに異なり、加入者の中には「自分の保険料が値上げされるか、値下げされるか」気になる人も多いでしょう。

本記事では、健康保険料が「値上げ・値下げ」になる都道府県について解説します。保険料率改定に伴う影響も紹介しますので、協会けんぽに加入する人は確認しておきましょう。

1. 【2025年度】健康保険料率の改定

会社員が加入する健康保険には、各企業(または関連企業)が加入する「健康保険組合」と、中小企業などが加入する「協会けんぽ」があります。

健康保険組合の保険料は各組合にて、組合の財政状況などを考慮して定期的にまたは随時改定します。

協会けんぽの保険料は都道府県ごとに異なり、毎年3月(4月に給与控除)改定です。

ただし、40歳以上の人が加入する協会けんぽの介護保険料率は全国一律です。

2024年度は1.60%でしたが、2025年は1.59%に引き下げられることが決まりました。