健康保険証が新たに発行されることはなくなり、マイナンバーカードと健康保険証が一体化されました。
現在お持ちの健康保険証は、有効期限までの間最長1年までは使用可能とのこと。ただし、「後期高齢者医療保険加入者の方」の有効期限は令和7年7月31日となりますのでご注意ください。
また、当分の間、マイナ保険証を保有していない(マイナンバーカードの健康保険証利用登録をしていない)方全ての方に、現行の健康保険証の有効期限内に「資格確認書」が無償で申請によらず交付されるため、一定期間はこちらの資格確認書での対応も可能となっているようです。
マイナンバーカードと健康保険証が一体化されることになりましたが、そもそもなぜこのような施策が行われたのでしょうか。
今回は、マイナンバーカードと健康保険証の一体化によるメリットについて確認していき、合わせて後期高齢者の医療保険料がどの程度なのかも見ていきたいと思います。
1. 昨年12月から「健康保険証とマイナンバーカード」が一体化に
2024年12月2日から、マイナンバーカードと健康保険証が統合され、医療機関や薬局ではマイナンバーカードを使って受付を行い、受診手続きを進めることが可能となりました。
次章では、「マイナンバーカード」と「健康保険証」の統合による利点について、さらに詳しく解説していきます。