【70歳代シニアのマネー事情】貯蓄「3000万円以上」達成している世帯はどのくらい？平均貯蓄額と中央値もグラフでチェック〈厚労省最新データ〉厚生年金と国民年金の平均受給月額を一覧で紹介

2. 最新データ「厚生年金と国民年金」の平均受給月額はいくら？

厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、現在のシニアが受け取っている平均的な年金額を見ていきましょう。

【グラフ】厚生年金・国民年金の月額（男女別の平均月額＆1万円刻みで見る）

厚生年金の月額（平均と1万円刻み）

〈全体〉平均年金月額：14万6429円

※国民年金部分を含む

〈全体〉平均年金月額：5万7584円

厚生労働省のデータによると、厚生年金の平均月額は14万円台、国民年金は5万円台となっています。平均月額だけを単純に比較すると、厚生年金のほうが多いです。

しかし、実際には現役時代の働き方や加入状況によって、受給額には大きな個人差があります。

今から「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」を活用して、自分が将来どのくらい年金を受け取ることができるのか、確認しておきましょう。

「年金だけで老後の生活を賄えるだろうか…」そういった不安を少しでも減らすため、早めに準備を始めることが大切です。