1月24日、総務省が12月分の消費者物価指数を公表し、前年同月比で3.6%の上昇となりました。
物価や賃金の変動を踏まえ、2025年度の年金額は1.9%引き上げられる見込みです。
年金の支給額は、現役時代の収入や加入期間によって異なりますが、現在の60~80歳代の方々は実際にどのくらいの金額を受け取っているのでしょうか。
今回は、厚生年金と国民年金の平均月額を年齢別にご紹介します。
1. 【2025年度】厚生年金と国民年金の受給額を1.9%引き上げ
厚生労働省は2025年度の年金額改定を発表し、2024年度と比べて1.9%の引き上げが決定しました。
ただし、将来の年金の給付水準を維持するための「マクロ経済スライド」の適用により、引き上げ率は賃金の伸びよりも0.4%低く抑えられています。