高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2023年度の人気「給付型奨学金」ベスト5でご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年3月・4月に申し込み締め切りの給付型の奨学金」2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが7日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【3月締め切りの奨学金】公益財団法人安田奨学財団「公益財団法人安田奨学財団 2025年度 日本人学生一般枠」
公益財団法人 安田奨学財団は、経済的な理由により就学が困難な留学生に対して奨学金を支給し、有益な人材を育て、留学生の質の向上に寄与し、留学生の相手国と日本との友好親善の資としています。1/5
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公益財団法人 安田奨学財団は、経済的な理由により就学が困難な留学生に対して奨学金を支給し、有益な人材を育て、留学生の質の向上に寄与し、留学生の相手国と日本との友好親善の資とした財団です。
なお、理事長の安田隆夫氏は、主催する株式会社ドン・キホーテの創業25周年を記念して本財団を設立しています。
1.1 【3月締め切りの奨学金】公益財団法人安田奨学財団「公益財団法人安田奨学財団 2025年度 日本人学生一般枠」
【対象の課程】大学 ※日本人(日本に永住する)新大学2年生
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】ー
【申込み期間】2025年2月17日~2025年3月31日まで
【支給人数】30人※応募者が300名に達し次第応募を締め切ります。
【支給金額/人】360万円(月額10万円・年額120万円)
【支給期間】2025年4月~2028年3月
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】可能(※)
※大学からの修学支援における授業料等減免 可
※大学からの修学支援における給付型奨学金 不可
【他の給付型との併用】可能(独立行政法人日本学生支援機構の奨学金のみ可能)
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】
(1) 2025年度に新2年生に進級する人
(2) 日本国籍を有する人
(3) 外国籍であって、下記のいずれかに該当する人※採用決定後、在留資格及び在留期間の記載がある「住民票の写し」または在留カードのコピーの提出が必要となります。
- 法定特別永住者(平和条約国籍離脱者(1945年9月2日以前から日本国籍で日本列島在留者)と、その直系卑属の中で日本国内出生後も継続在留する者に与えられた資格を持つ者)
- 在留資格(「永住者」、「日本人の配偶者等」または「永住者の配偶者等」である人)
- 在留資格が「定住者」であって、将来永住する意思がある人
【募集団体】公益財団法人安田奨学財団
【奨学金概要】公益財団法人安田奨学財団 日本人学生一般枠 ※ガクシーの応募詳細画面への案内あり
2. 【締め切りの間近の奨学金】 一般財団法人守谷育英会「育英奨学金(2025年度)」
財団法人守谷育英会は、2013年4月に「一般財団法人守谷育英会」に移行しています。
2.1 【締め切りの間近の奨学金】一般財団法人守谷育英会「育英奨学金(2025年度)」
【対象】大学,専修学校,大学院,短期大学,高等学校,高等専門学校
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型奨学金
【申込み期間】2025年3月15日~2025年4月30日
【支給人数】約80名程度
【支給金額/人】576万円
- 高校生:月額4万円
- 工業高等専門学校生:月額6万円
- 工業高等専門学校専攻科生:月額12万円
- 短期大学生:月額8万円
- 短期大学専攻科生:月額12万円
- 大学生:月額12万円
- 大学院生(専門職学位課程):月額12万円
- 大学院生(修士課程・博士課程):月額15万円
【支給期間】採用した年の4月から最短修業年月まで
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】可能(修学支援新制度との併用制限なし)
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】
(1)東京都内の高校、大学等に在学、または東京都内に居住し高校、大学等に在学している生徒。
(2)学術優秀、品行方正でありながら経済的理由により修学が困難な者。
【募集団体】一般社団法人守谷育英会
【奨学金概要】一般財団法人守谷育英会奨学生応募要領
いかがでしたでしょうか。
募集開始前の奨学金もありますが、2025年3月・4月締め切りの「もらえる」給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【奨学金アンケート】奨学金のイメージ「借金」を選んだ人は66%
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員に「奨学金に関するアンケート調査」をおこないました。まずは「奨学金のイメージ」について伺った結果です。
3.1 「奨学金」に対するイメージは?
- 借金:66.1%(158人)
- 制度が煩雑:19.7%(47人)
- 利用するための条件が厳しそう:33.9%(81人)
- 奨学金を利用することで、家計の負担を軽減できる:42.3%(101人)
- 奨学金を利用することで、学生自身が学びを続けられる:38.9%(93人)
- そもそもよくわからない:7.5%(18人)
※アンケート回答数:239件
最も多いのは「借金(158名)」で、全体の約66%を占めました。
現在では返済不要の「給付型奨学金」なども徐々に増えつつありますが、まだまだ「学校に行くために借りるお金」というイメージを持つ人がまだまだ多いことが伺えます。
また、「奨学金の返済に苦労している人が多い」といったメディアなどの影響も、ネガティブな印象につながっていると考えられます。
一方で「奨学金を借りることで、家計の負担を軽減できる(101人)」「奨学金を利用することで、学生自身が学びを続けられる(93人)」と答えた人も全体の4割前後と多くいました。
学生自身も、また保護者も、経済的な理由で高等教育を諦めることがないように設けられている制度という認識をしている人は一定数いることがわかります。
4. 「奨学金」の利用を検討したことがある人は44.7%、実際に利用したのは全体の36%
次に「奨学金の利用を検討したことがあるかどうか」について聞いてみました。
4.1 「奨学金」の利用を検討したことはありますか?
- 検討したことがある:44.8%(107人)
- 検討したことがない:55.2%(132人)
※アンケート回答数:239件
「奨学金」の利用を検討したことがない人の割合が、検討したことがある人の割合をやや上回りましたが、大きな差はないことがわかります。
奨学金が、高等教育を受けるにあたって、学費の捻出方法として身近なものとして考えられていることが伺えました。
では、「奨学金」の利用を検討した人のうち、実際に利用するまでに至った人はどのくらいいるのでしょうか?
4.2 (奨学金の利用を検討した人のうち)実際に「奨学金」を利用しましたか?
- 実際に奨学金を利用した:81.3%(87人)
- 実際は奨学金を利用なかった:18.7%(20人)
※アンケート回答数:107件
「奨学金」の利用を検討している人に、実際に奨学金を利用したかを聞いてみると、約8割の人が実際に奨学金を利用していることがわかりました。
アンケートに回答してくださった方全員に対する割合で考えると、全体の36%の人が「実際に奨学金を利用している」ということになります。
また「奨学金」の利用については、学業成績や家庭の経済状況など、受給資格に条件が設けられている場合も多いです。
「奨学金」は、希望した人全員が必ず受給できるものではないということも、利用を検討していた人が、実際に利用しなかった理由として考えられるでしょう。
まだまだ「借金」という負のイメージが強い奨学金ですが、経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討していきたいですね。



