猫と過ごす「ほぼ座れない喫茶店」が、X上で話題になっています。

投稿したのは、「@nekobuneko」さんです。

当ポストには執筆時点で5万2000件を超えて表示されており、「ネコなら許す」「猫様ファースト」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の「@nekobuneko」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

記事の中では、猫の飼育費用事情についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. この記事の3つのポイント

  •  ①猫に席を奪われる話題の喫茶店
  •  ②客が床に座るネコハラ状態に反響
  •  ③猫の飼育費は月1万1865円へ増加

2. 猫と一緒に過ごす「ほぼ座れない喫茶店」が話題

椅子を占領する猫1/6

投稿の画像

出所:@nekobuneko

「ほぼ座れない喫茶店はネコハラ喫茶店ともいう」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、猫たちに椅子を占領され、床に座って過ごすお客さんの姿でした。

店内を見渡すと、あちこちの椅子で猫たちが気持ちよさそうにくつろいでおり、人よりも猫のほうが席を使っているようにも見えます。

実はこの光景は、お店ではよく見られるのだとか。

椅子を譲ったお客さんが床に座って猫を眺める様子が微笑ましく、思わずスタッフの方が写真に収めたそうです。

その光景を見て、お店では「ネコハラ喫茶店」という新たなコンセプトが誕生したとのこと。

猫に席を取られても不思議と嫌な気持ちにはならず、「まあ、仕方ないか」と笑ってしまう、猫好きにはたまらない空間ですね。

そんな猫ファーストな喫茶店のひとコマは、SNSで大きな反響を呼びました。

3. ネコハラに喜ぶコメントが続々

席だけでなくテーブルも占領2/6

投稿の画像

出所:@nekobuneko

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「ニャンと素晴らしい!猫好きにとってはネコハラはご褒美でしかないです」
  • 「ネコハラは…こちらからお願いしたい…!」
  • 「ニンゲンは猫様に、かないません」
  • 「ネコなら許します」
  • 「猫様ファーストですね」

など、ネコハラを喜ぶ方など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「ネコハラを受けたいお客様の多さにびっくりしております。猫は不思議なパワーと幸せを運ぶ生き物だと、改めて実感しました」と振り返る投稿主さん。

猫たちに席を譲る時間も、この喫茶店ならではの楽しみの一つなのかもしれませんね。

4. 「ネコハラ」ってどんな状態?

「ネコハラ(猫ハラスメント)」とは、猫に椅子や膝を占領されたり、かわいさのあまり思い通りに動けなくなったりと、猫に振り回される状況を指して使われる言葉です。

猫好きの方々は親しみを込めて「ねこハラ」と呼んでおり、猫好きの間では「むしろご褒美」として親しまれています。

4.1 【編集部からのコメント】

猫ちゃんに席をゆずって床にすわるお客さんの姿がとてもほほえましく、お店全体のあたたかい雰囲気に心がなごみました。自由きままにすごす猫ちゃんたちと、それをやさしく見守る空間は、見ているだけでも幸せな気持ちになりますね。猫好きにとっては、まさに夢のような癒やしの時間だと感じました。(LIMO編集部 SNS部)

5. 猫の飼育費用事情:2021年~2025年にかけて年々上昇

食事中の猫の様子3/6

食事中の猫の様子

Art_Volkusha/shutterstock.com

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。※数値は毎月の支出額平均

5.1 猫に関する支出総額(※医療費等含)

治療中の猫4/6

治療中の猫

Lukasz Pawel Szczepanski/shutterstock.com

  • 2021年:9138円
  • 2022年:9341円
  • 2023年:1万171円
  • 2024年:1万1004円
  • 2025年:1万1865円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2021年:3504円
  • 2022年:3709円
  • 2023年:3748円
  • 2024年:4203円
  • 2025年:4517円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2021年:1481円
  • 2022年:1851円
  • 2023年:1885円
  • 2024年:1913円
  • 2025年:1957円

上記データを見ると、2021年から2025年の5年間で猫の飼育経費は毎年増加していることがわかります。

6. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

おもちゃで遊ぶ猫5/6

おもちゃで遊ぶ猫

Boyloso/shutterstock.com

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 31.3%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 26.1%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 22.4%:別れがつらいから
  • 4位 20.9%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 20.5%:死ぬとかわいそうだから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

7. 猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

部屋の中で過ごす猫6/6

部屋の中で過ごす猫

Jannissimo/shutterstock.com

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 50.5%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 26.2%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 18.5%:愛情をかける対象が欲しいと思ったから
  • 4位 16.4%:生活を充実させたいから
  • 5位 15.6%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
  • 5位 15.6%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が50.5%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

また、猫との暮らしを考える中で、かかるお金や注意すべき点はいくつかあります。

将来のお金について不安に感じる方もいるのではないでしょうか。最新データから現代の状況を把握して、正しい知識を身につけたいものです。

いかがでしたでしょうか。今回はSNSで話題になっている「ネコハラ喫茶店」をご紹介しました。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

LIMOSNS部