6. 中古マンション価格の動向をチェック
株式会社東京カンテイが2025年1月23日に発表した中古マンションの「『中古マンション70㎡価格推移』2024年(年間版)」によると、2024年の首都圏中古マンション価格は前年比-1.1%の4747万円となりました。
都県別では、東京都がアッパー層からのニーズを背景にして+5.0%と上昇が加速。
一方、埼玉県や神奈川県、千葉県といった周辺3県では、急激な価格高騰で一般的な購入層への負担感が増したために揃って下落する結果となりました。
また、近畿圏や中部圏でも反落する傾向が見受けられます。大阪府が東京都と同じく伸長した一方で、愛知県は下落に転じるなど各中心エリアで異なった動きがあり、今後も注目したいところです。
7. 団地ならではの「経年変化」を魅力として演出していこう
今回は、築50年を経過した団地の古さを隠すのではなく、その経年変化を魅力として活かすアメリカンヴィンテージ空間を演出するリメイク術をご紹介しました。
素材を上手く活用することで、団地の住居空間を大きく生まれ変わらせるきっかけとなるかもしれません。
はじめは難しさを感じるかもしれませんが、一歩踏み出せば案外、簡単に感じることも多いものです。
最近は100均やホームセンターで材料が手に入りやすくなっていますので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
参考資料
- 総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」
- 株式会社三井住友トラスト基礎研究所「経年劣化が住宅賃料に与える影響とその理由」
- 株式会社東京カンテイ「『中古マンション70㎡価格推移』2024年(年間版)」
LIMO編集部