5. まとめにかえて

日本のお金

日本のお金

years/iStock.com

日本の富裕層は、世帯数/資産総額ともに増加し続けており、2005年以降は最多を記録しました。

その要因として考えられるのが、株式や投資信託といった資産価値の上昇です。日銀がマイナス金利政策を解除して以降、少しずつ金利は上昇しているものの、預貯金だけでは資産を大きく増やすことはできません。

投資はリスクを伴うため、将来どのくらい資産を増やせるかはわかりませんが、富裕層がそうであるように、そして「いつの間にか富裕層」になっている世帯があるように、投資によって自身の資産を増大させる可能性はあります。また、リスクの大小もさまざまです。

資産形成について考える際には、投資も一部取り入れることを検討してみるのも良いでしょう。

参考資料

和田 直子