2025年2月7日に公表された総務省「家計調査報告-2024年(令和6年)12月分及び2024年平均-」によると、2024年平均の消費支出は「1年前と比べ実質1.1%減少」していることがわかりました。

なお、二人以上の世帯の消費支出は、1世帯当たり30万243円となっています。

日々の生活の糧となる年収ですが、20歳代~70歳代の平均年収はいくらなのか、国税庁や厚生労働省の調査データをもとに見ていきます。

※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。

1. 【20~70歳代】平均年収はいくら?

国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」から、20〜70歳代の平均年収を見ていきます。

上記調査より、男女別の各年代の平均年収をみてみると、男性は年代が上がるにつれて年収が上がっていくのですが、一方で女性は横ばいから緩やかに減少するとがわかります(【図表1】参照)。

【写真全7枚】年齢階層別・平均給与。以降で「雇用形態別・女性の年齢階級別就業率」をご紹介

年齢階層別・平均給与

出所:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」