2. 東京都と沖縄県の「島の数」を比較すると…
国土地理院が公表している「日本の島の数」によると、東京都と沖縄県を比較して島の数が多いのは、沖縄県です。
気になる島の数は、沖縄県が691、東京都が635となっています。
東シナ海と太平洋に囲まれた沖縄県には、沖縄本島のほか、宮古島や石垣島など、リゾート地として人気の島が多くあります。
一方の東京都はあまり島のイメージはありませんが、伊豆諸島と小笠原諸島が東京都に属するため、島の数が多くなっています。
都道府県別島の数の順位を見てみると、沖縄県は5位、東京都は8位にランクイン。日本全体では1万4125もの島があり、日本で一番島の数が多いのは長崎県の1479です。
これまでは海上保安庁が1987年に公表した6852島が日本の島の数として広く用いられてきましたが、2023年の国土地理院による調査でその数が大幅に更新されました。
3. 東京都と沖縄県の経済面を比較
ここからは東京都と沖縄県について紹介します。
日本の首都である東京都は、関東地方の南部に位置し、東は千葉県、西は山梨県、南は神奈川県、北は埼玉県にそれぞれ接しています。
面積は2199.94平方キロメートル(参考値)。日本で三番目の小ささですが、人口は1391万1902人(2024年1月1日時点)で、日本で一番多い都道府県としても有名です。
特別区である23区と、26市、5町、8村で構成されており、人口TOP3の地域は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 世田谷区 91万8141人
- 練馬区 74万1540人
- 大田区 73万3634人
経済面を見てみると、2021年度の都内総生産は名目113兆7000億円。都民所得は80兆7000億円でした。
4. 沖縄県の県内総生産は名目4兆4615億円
日本列島の最南西端に位置する沖縄県は、東西約1000キロメートル、南北約400キロメートルに及ぶ海域に点在する島々で構成されています。面積は2282.11平方キロメートルで、全国47都道府県で4番目の小ささです。
2024年1月1日時点の人口は148万5669人で、県の人口TOP3の都市は以下の通りです。
- 那覇市 31万5485人
- 沖縄市 14万2283人
- うるま市 12万6515人
経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目4兆4615億円。県民所得は3兆3020億円でした。
いかがでしょうか。今回は東京都と沖縄県の島の数について紹介しました。
4.1 調査概要
- 調査日:2024年2月5日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 国土地理院「日本の島の数」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 東京都「都民経済計算年報 令和3年度」
- 沖縄県「令和4年度 県民経済計算」
小野田 裕太