2025年1月24日、日本銀行は政策金利を現在の0.25%程度から0.5%程度に引き上げると発表しました。政策金利が0.5%の水準となるのは、2008年10月ぶりです。いよいよ、本格的に「金利のある世界」が日本に戻ってきます。

では、金利のある世界なら安心・安全の預金だけをしておいたほうがいいのでしょうか?昨今話題の「NISA」を使った投資は不要なのでしょうか。

本記事では、積立預金と積立投資のどちらがいいのか、具体的なシミュレーションを基に解説するので、参考にしてみてください。

1. 大手銀行は普通預金の金利を0.20%に引き上げ

日本銀行の追加利上げ決定をうけ、大手銀行は普通預金の金利を引き上げます。

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3社は、円普通預金の金利を0.10%から0.20%に変更予定です。

昨年は預金金利が0.001%の時期もあったため、当時と比べると大きく金利が上昇しています。