確定申告不要制度により、年金以外に収入がない方は、基本的に確定申告をする必要はありません。
しかし、昨今は65歳以上になっても働く方が増えています。そのため、確定申告が必要な年金受給者が増えていると考えられます。
確定申告が不要な年金受給者の要件や、確定申告をすれば還付を受けられるケースを解説します。
1. 令和6年分の公的年金等の源泉徴収票が発送済み
2025年1月8日(水曜)から16日(木曜)にかけて、「令和6年分 公的年金等の源泉徴収票」が日本年金機構より発送されました。多くの世帯では、既に届いているでしょう。
公的年金等の源泉徴収票には、2024年2月~12月に支払われた公的年金の合計額や源泉徴収税額などが記載されています。
年金を受給しており、確定申告をする方は源泉徴収票が必須です。確定申告の予定がある方は、紛失しないよう保管してください。
なお、20257年1月7日(火曜)より「ねんきんネット」の画面上から、源泉徴収票の内容を確認できます。「ねんきんネット」の登録が済んでいない方は、登録しておくと便利です。