2025年1月24日、毎年恒例となる「2025年度の年金額の公表」が行われました。老後生活の柱となる年金額は、現役世代の方も気になるのではないでしょうか。
現役時代はがむしゃらに働いた分、「老後は猫などのペットを迎えて一緒に暮らしたい」と思い描く方もいますね。
ただし、ペットを飼うには金銭面の負担も大きく、時には20年以上にわたる責任を負うことになります。かわいいペットですが、覚悟が必要になるでしょう。
定年退職後、厚生年金や国民年金という収入で「ペットを飼う」というのは現実的なのでしょうか。
今回は、厚生年金と国民年金の受給額を確認しながら、理想の老後を迎えるために、老後の収支をシミュレーションしてみましょう。
1. 「国民年金と厚生年金」私の老後はどちらを受給できる?
日本の公的年金制度は「国民年金と厚生年金保険」の2階建て構造となっています。働き方等によって加入者が決まっており、将来の年金額も大きく異なることになります。