6.1 投資先を分散させる
前述した通り、金融商品によってその安全性や収益性はさまざまです。不労所得を目指すどころか損失を被ってしまったという事態を避けるためにも、各商品の性質や考えられるリスクについて十分に理解した上で、自身の目標を達成できるようなポートフォリオを構築することが大切です。
6.2 確定申告を忘れずに行う
株式投資など有価証券への投資によって得られる不労所得には、「インカムゲイン」と呼ばれる配当金や投資信託の分配金のほか、債券や預貯金などの利子のようなものも含む配当所得があります。
また、株式投資や投資信託においては、配当金や分配金ではなく、値上がり益を取り崩すことによって不労所得を得る「キャピタルゲイン」と呼ばれる譲渡所得があります。
そして、これらの所得には、当然所得税がかかってくるため、確定申告を忘れずに行うことが大切です。
7. まとめ
不労所得を得る方法はさまざまです。今回ご紹介したような、株式投資や債券、投資信託、REITなどをうまく組み合わせ、リスクとリターンのバランスを取ることによって、比較的安定した不労所得を目指すことが可能です。
また、確定申告を忘れずに行うなど、納税に関しても注意しながら、STEPを踏んで投資計画を立てることで、生活に余裕を持たせ、経済的な安定を目指しましょう。
将来的に不労所得を得たいという方は、今のうちからしっかりと仕組みづくりを行っておくことをおすすめします。
参考資料
中島 翔