【新NISA】あと1000万円欲しい！毎月いくら積立投資したらいい？《50歳から65歳までの15年間、老後資金ラストスパート》 50歳代の単身世帯＆二人以上世帯の平均貯蓄額を円グラフでチェック

2. 【50歳代・二人以上世帯】平均貯蓄額（平均・中央値）はいくら？

続いて、50歳代の二人以上世帯の平均貯蓄額についても見てみましょう。

【円グラフ】50歳代二人以上世帯の貯蓄額

50歳代の二人以上世帯では、平均貯蓄額が1168万円、中央値は250万円となっています。

貯蓄額ごとの世帯割合を見ると、貯蓄ゼロ世帯が29.2％を占めており、約3割の世帯が貯蓄を持っていないことがわかります。

単身世帯、二人以上世帯ともに、中央値の水準では老後の生活に不安を感じる人が多いと考えられます。

また、単身世帯、二人以上世帯ともに貯蓄ゼロ世帯が多いという点も見逃せません。

50歳代は一般的に収入がピークに達する時期で、貯蓄に回せる余裕も増える年代ですが、この時期には子どもの学費や車の購入、住宅の修繕費、冠婚葬祭など、意外な出費がかさむこともあります。

さらに、物価の上昇を受け、預金だけでは資産を増やすのが難しくなっています。

上記をふまえ、効率的な資産運用や計画的な貯蓄が重要になってきています。

現在注目されているのが、「新NISA」を活用した積立投資です。

次章では、新NISAで積立投資を行った場合のシミュレーションを見ていきます。