3. 【新しいFCCLの特徴は?】「FMV Note C」の三つのこだわり

3.1 持ち歩きたくなる「Noiseless Design」

若年層向けということで、デザインには特にこだわりが詰まっています。アルミを削り出す切削筐体を採用し、凹凸や隙間を極力少なくしています。

PCのカラバリは天板パネルの違いなどに表れることが多いですが、FMV Note Cは外側はアルミの質感を生かしたシルバーのデザインで統一。代わりに内側はEcru beige、Mist green、Smoke grayの3色のバリエーションを用意し、さりげなく個性を出せるようにしました。

外側はシルバーで統一、内側で個性を演出する3カラーを用意している

PCの写真

出所:富士通クライアントコンピューティング株式会社

3.2 大学生のニーズに応える「Comfortable Silence」

大学生にとっては静音性も重要です。図書館や講義中に使用するシーンは多く、大学生に聞いた「買ってから後悔すること」への質問では、「ファンの音がうるさい」という回答が多かったそうです。

高いパフォーマンスを維持するためにはどうしてもファンによる熱問題解消が必要になりますが、FMV Note Cでは熱解析を繰り返し、ファンレスでも熱ができるだけこもらないような設計が採用されています。

3.3 徹底したリサーチから実装した「Original Apps」

PCのプリインストールアプリは使い道が分からないというものもよくありますが、FMV Note Cは大学生への徹底したリサーチを行うことで、本当に使えるオリジナルアプリを搭載しました。

たとえば、「Umore」はオンライン会議サービスの種類を問わずに使用できる自動映像補正アプリ。「講義や面接などで簡単にカメラ映りを良くしたい」という大学生の本音を具現化しました。

画面キャプチャやウインドウの最前面固定が手軽にできる「Float Access」も心地よさを感じさせるアプリ。起動は左クリックを長押しするだけという手軽さで、これまでにないPCの使い方を提案しています。

独自アプリ「Float Access」のイメージ。左クリックの長押しで起動する

PC画面の写真

筆者撮影