2. 生活保護受給申請は年々増加している
厚生労働省の「被保険者調査」 によると、生活保護の申請件数は年々上昇傾向にあります。では、過去5年間の生活保護申請件数の推移を確認してみましょう。
2019年度の申請件数は22万3000件ほどだったものが、2020年度・2021年度には23万件弱に増加しています。さらに、2022年度には24万5000件ほどに、2023年度には約26万件にまで増加しています。
2020年度以降の新型コロナウィルスの感染拡大による収入の減少や、近年の物価上昇の影響などもあり、生活保護を申請する世帯が増えていると考えられるでしょう。