4. 年金生活者支援給付金で生活費の不足分をまかなうのは難しい

公的年金が一定額を下回る場合、年金生活者支援給付金によって上乗せをしてもらうことができるものの、先ほどの給付額を見ると「生活費の不足分をまかなう」ということまでは難しいかもしれません。

今後日本ではますます少子高齢化が進むことを考慮すると、老後資金を公的年金だけに頼るのはややリスクが高いといえるでしょう。

5. 早いうちから老後資金の対策を立てておこう

公的年金は、老後の生活を支える重要な収入源です。

一定額を下回る場合は年金生活者支援給付金が上乗せされるものの、その平均額は月額で4000円前後となっています。

ゆとりあるセカンドライフを送るためには、公的年金だけに頼らず自ら老後資金を準備しておくことが大切です。

ねんきんネットでは将来の年金見込み額も試算できますので、まずは「どれくらいの年金を受け取れそうか」ということを踏まえたうえで、将来に向けた資産形成を考えてみましょう。