4. まとめにかえて

ファイナンシャルプランナーとして働く筆者の元には、老後の生活資金準備の相談に来られる方が多いです。

本記事で確認したように、老後に受給できる公的年金は決して十分とはいえません。また、少子高齢化により将来的に年金支給水準が下がる可能性もあります。

老後資金の確保は必須となるでしょう。いざ老後を迎える時に少しでも不安を払拭できるように早めの準備をしていきましょう。

4.1 【ご参考】70歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 金融資産非保有:19.2%
  • 100万円未満:5.6%
  • 100~200万円未満:5.1%
  • 200~300万円未満:4.3%
  • 300~400万円未満:4.7%
  • 400~500万円未満:2.5%
  • 500~700万円未満:6.2%
  • 700~1000万円未満:5.8%
  • 1000~1500万円未満:10.2%
  • 1500~2000万円未満:6.6%
  • 2000~3000万円未満:7.4%
  • 3000万円以上:19.7%