70歳代《いまどきシニアの貯蓄額》平均・中央値はいくら？3000万円超世帯の割合もチェック！ 《最新版厚労省データ》厚生年金と国民年金《いまどきシニアの年金受給額》男女別平均を掲載

3. 《最新版厚労省データ》厚生年金と国民年金《いまどきシニアの受給額》男女別平均はいくら？

厚生労働省年金局が公表する「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、厚生年金と国民年金それぞれの平均的な年金額を確認しましょう。

3.1 厚生年金《いまどきシニアの受給額》男女別平均はいくら？

〈全体〉平均年金月額：14万6429円

• 〈男性〉平均年金月額：16万6606円
• 〈女性〉平均年金月額：10万7200円

※国民年金の金額を含む

3.2 国民年金《いまどきシニアの受給額》男女別平均はいくら？

〈全体〉平均年金月額：5万7584円

• 〈男性〉平均年金月額：5万9965円
• 〈女性〉平均年金月額：5万5777円

厚生年金の平均月額は男女全体で14万円台（男性16万円台、女性10万円台）、国民年金は男女全体、男女別ともに5万円台です。

平均月額だけを比較すると、厚生年金は国民年金の約3倍の年金水準です。ただし、厚生年金は現役時代の「年金加入期間」と「その間の収入」により、老後の受給額には大きな個人差が出る点は心得ておく必要があるでしょう。

将来の年金見込み額を「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で早めに把握しておくことは、リタイア後に向けたマネープランを作る第一歩となるはずです。