3. 【60歳代現役シニア世代】単身世帯と二人以上世帯の「平均貯蓄額」と「中央値」

60歳代現役シニア世代の貯蓄額の実態として、平均貯蓄額と中央値を紹介します。

3.1 【60歳代現役シニア世代の平均貯蓄額と中央値】

単身世帯と二人以上世帯の「平均貯蓄額」と「中央値」を比較してみましょう。

単身世帯

  • 平均貯蓄額:1468万円
  • 中央値:210万円

二人以上世帯

  • 平均貯蓄額:2026万円
  • 中央値:700万円

平均値は極端に高い、もしくは低い値に影響されやすくなっています。

一方、中央値はデータの真ん中にある値を示すため、貯蓄額は中央値が実態に近い金額です。

単身世帯の中央値は210万円で、二人以上世帯の中央値は700万円です。

貯蓄額の現状は、単身世帯と二人以上世帯とともに中央値が1000万円には達していない結果となっており、老後資金としては心細い金額になっています。