2. 老後に向けて今からできる資産形成

老後資産の準備は一朝一夕でできるものではないため、長期的な計画を立てて積み立てていくことが重要です。

まずは家計の把握と見直しを行い、毎月いくらなら負担なく貯蓄や投資に回せるのかを考えてみましょう。

毎月の積立額が決まったら、以下のような方法で積み立てるのがおすすめです。

2.1 NISAで積立投資をする

NISA(少額投資非課税制度)を活用して、株式や投資信託などの金融商品を積み立てていく方法です。

銀行預金などのように元本は保証されませんが、長期的に積み立てていくことで安定した運用成果が期待でき、運用で得た利益は非課税となります。

NISAの非課税枠は年間360万円(成長投資枠240万円、つみたて投資枠120万円)となっており、この枠の範囲内であれば自由に積立額を設定できます。

少額から始めることもできるので、家計の状況に合わせて毎月の積立額を設定しましょう。