3.4 【方法4】REITで運用する

資産運用でFIREを目指す

資産運用でFIREを目指す

出所:Mono/istockphoto.com

第四の方法は、REITに投資をして運用する方法です。

REITとは不動産上場投資信託といわれるもので、上場株式と同じ様に証券取引所を介して取引することができます。

REITは商品によって投資対象は異なりますが、オフィスビルや商業施設、住宅や物流施設から入ってくる賃料収入をもとに投資家に分配金を出します。

REIT法人の性質上、配当金を沢山出したほうが税金面で得なので、配当利回りが株や債券に比べて高い傾向にあります。

REITに1億円を投資できれば、月換算で30万円以上の不労所得を得ることは可能ですが、価格下落や配当金が下がるリスクはありますので注意は必要です。

4. まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。今回は、証券会社で元富裕層担当社員であった筆者が、「月30万円の不労所得」を目指す方法をご紹介しました。

仕事をしないと生活できない状況から抜け出して、FIRE(ファイヤー)を目指したいと考えているのであれば、1世帯当たりの平均消費支出が約30万円となっていることを踏まえ「月30万円の不労所得」目指すとよいでしょう。

REITや不動産投資、高配当株、利回りの高い債券などで資産運用をして「月30万円の不労所得」を目指す方法があります。

しかし、資産運用は不労所得が得られることが期待できるだけでなく、価格変動リスクも伴います。

そのため、FIRE(ファイヤー)を目指したいと考えている方は、まず家計の状況を把握し、生活費ではなく余剰資金を用いて資産運用を検討するようにしましょう。

参考資料

安達 さやか