1.2 おひとりさま世帯の平均値は559万円、中央値は47万円
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」によると、40歳代おひとりさま世帯の貯蓄額は、平均値が559万円、中央値が47万円です。
貯蓄額ごとの世帯割合は以下の通りです。
- 金融資産非保有:40.4%
- 100万円未満:11.1%
- 100~200万円未満:5.2%
- 200~300万円未満:4.0%
- 300~400万円未満:3.7%
- 400~500万円未満:2.5%
- 500~700万円未満:4.6%
- 700~1000万円未満:7.7%
- 1000~1500万円未満:6.2%
- 1500~2000万円未満:2.2%
- 2000~3000万円未満:4.3%
- 3000万円以上:4.3%
貯蓄なしの世帯が40.4%を占めており、100万円未満の世帯の11.1%と合わせると、おひとりさま世帯の半数以上が該当することになります。ファミリー世帯よりも、貯蓄が十分でない世帯が多いことがわかります。