4.2 年収400万円が年収600万円にアップした場合
- 1974年生まれ
- 20歳~21歳まで国民年金に加入
- 22歳~40歳まで厚生年金に加入(年収400万円)
- 41歳~59歳まで厚生年金に加入(年収600万円)
- 65歳から受け取り開始
上記の条件にてシミュレーションしたところ、年額の見込みは約179万円となりました。
月額約14万8000円まで増加しました。
どれほどの年金があれば老後を過ごせるのかについては、個人の状況によって異なります。シミュレーションを活用しながら、老後の収支を考えてみましょう。
5. まとめにかえて
年金や社会保障に対する不安を抱える人は多いです。
一方で、どれほどの人が具体的な年金額をシミュレーションできているのでしょうか。
わかってはいるけど時間がない…という方は、冬休みの時間を利用してみてはいかがでしょうか。
明確な数字が出ることで、漠然とした不安からモチベーションに転換できる可能性もあります。
年金について深く知ってから、老後について考えてみましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」
- 厚生労働省「公的年金シミュレーター」
- 内閣府「国民生活に関する世論調査」
太田 彩子