2025年1月24日、厚生労働省が令和7年度の年金額を公表しました。年金額は前年度比1.9%の増額となったものの、マクロ経済スライドの発動で物価上昇率には追いつかず、実質的には目減りとの見方もあります。
また、2024年12月17日に成立した補正予算により、物価高の影響を受けやすい住民税非課税世帯に対して3万円の給付金が支給されることが決定しました。
2024年には「定額減税」や「酷暑乗り切り緊急支援」など、政府によるさまざまな物価対策が実施されましたが、その中でも特に注目されたのがこの給付金です。
この給付金は、特に年金生活を送る方々にとって大きな助けとなるでしょう。
年金収入が少ない世帯にとって、物価高は生活に大きな影響を及ぼします。今回の給付金は、そうした低所得世帯への支援策の一環として実施されるものです。
この記事では、年金生活を送るシニアのリアルな年金受給額と、2025年度の年金額について解説します。