令和6年12月2日以降、現行の健康保険証は発行されず、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行しています。

国民健康保険被保険者証や、後期高齢者医療被保険者証の新規発行はなくなり、2024年12月2日時点でお手元にある健康保険証は、有効期限まで利用することが可能となります。

そこで今回は、後期高齢者医療制度の概要やマイナ保険証の仕組みについて確認していきます。

記事の後半では、後期高齢者医療制度の保険料についても解説していきます。

1. 毎年8月に「後期高齢者医療制度」の保険証が更新

通常、後期高齢者医療制度の保険証は7月末に有効期限を迎え、8月1日に新しいものが交付されます。東京都では2年ごとの更新となっています。

新しい保険証は7月中に自宅に郵送される流れとなっており、有効期限が切れた保険証は自治体窓口に返却、もしくは自身で処分することとなります。

基本的に、新しい保険証が届いてもそのまま使えます。

ただし、「自己負担割合」に変更がないかは確認が必要です。