【最新年金データ公開】60歳から90歳以上の「厚生年金と国民年金」平均月額の一覧表！確定申告は必要かもわかりやすく解説年金生活者支援給付金の平均給付額は？年代別（70歳未満～90歳以上）の金額一覧

4. 年金受給者も確定申告が必要？

国民年金や厚生年金を受給している人も、確定申告が必要になる場合、ならない場合があります。

年金は「雑所得」に分類されていて、所得税や復興所得税の確定申告の対象です。ただし、「確定申告不要制度」の条件を満たせば、申告しなくてもOK。この条件は以下の2つです。

上記の場合は確定申告が不要です。

公的年金等とは具体的に何になるのでしょうか？以下がその例です。

もしこれらの収入合計が400万円を超える場合、確定申告が必要になります。

今回は、年金の平均的な受給額を解説してきました。

最初にやるべきは、自分がどれくらい年金をもらえるのかを把握すること。

「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」。を使えば、自分の見込み額がすぐ分かります

次に、老後に必要なお金を考えてみましょう。たとえば月30万円くらい必要だとして、年金で20万円もらえるなら、毎月10万円が不足しますよね。

この不足分を埋めるために今からどうするかが、老後の生活を左右するカギになります。

「年金だけじゃちょっと足りないかも…」と感じたら、早めの対策が重要です。iDeCoやNISAなどの制度を活用するのも選択肢の一つ。ただリスクがあるのも事実なので、自分に合った方法で無理なく始めることが大事です。

老後になって慌てないよう、今できることを考えてみてはいかがでしょうか。