現在の日本において、現役を引退した後は老齢年金だけに頼って生活を送る人はとても多いです。
2024年に行われた国民生活基礎調査のデータでは、公的年金を受給している世帯の内、年金収入が全収入の100%を占める割合が44%となっています。
この数字からも、多くの高齢者世帯が年金収入だけに生活を頼っていることがわかります。
皆さんも、老後の生活収支を考えるために、送られてくるねんきん定期便や日本年金機構の試算ツールを使用して将来受け取る年金額を確認をする人も多いのではないでしょうか。
しかし、そこで注意が必要なのは計算された「年金額」がそのまま手元に振り込まれるわけではないことです。
年金を受給する際には、原則として年金額から税金や保険料が天引きされ、控除された後の金額が振り込まれます。今回は、老齢年金から天引きされる「5つのお金」について説明します。ぜひ参考にしてください。