1.4 後期高齢者医療保険料

4つ目が、後期高齢者医療保険料です。

先ほど紹介した「国民健康保険」は75歳未満の人が対象で、75歳以上になると「後期高齢者医療保険」に切り替わります。

会社の社会保険や市町村の国民健康保険に加入をしていても、年齢到達により自動的に異動となります。後期高齢者医療保険制度の保険料も、老齢年金額から天引きされます。

後期高齢者医療保険料の計算は、各地域の広域連合により行われますが、計算の基本的な流れは国民健康保険料の決定と同様です。

【後期高齢者医療保険料の計算方法】

  1. 前年の収入から控除を除いて所得を決定し、これに各種保険料率を適用して保険料の所得割を計算します。
  2. 計算された所得割と均等割を合算した金額が、年間の保険料として決定されます。
    ※個人単位の計算となるため、家族分が加算されることはありません。