記録的な株高や金価格の上昇を背景に、資産運用への関心はかつてないほど高まっています。

なかでも投資家の間で絶大な人気を誇るのが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンと、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。

2018年に運用がスタートした両ファンド。まだ10年にも満たないですが、この記事では設定来~2026年1月末までを「長期・中期・短期」に分けて、これまでのパフォーマンスを振り返ります。

リターンの差が生まれる構造的な理由についても、投資対象や構成銘柄の違いから確認していきます。

1.  「オルカン」と「S&P500」の運用実績を「短期・中期・長期」で比較

まずは、2026年1月末基準の運用パフォーマンスを比較してみましょう。

1.1 「オルカン」の基準価額と純資産総額の推移

2026年1月末時点での「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の運用実績は以下の通りです。

  • 設定日:2018年10月31日
  • 過去1カ月間のリターン:+0.67%
  • 過去6カ月間のリターン:+15.91%
  • 過去1年間のリターン:+21.69%
  • 過去5年間のリターン:+160.56%
  • 設定来のトータルリターン:+237.32%

1.2 「S&P500」の基準価額と純資産総額の推移

続いて、2026年1月末時点の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の運用実績を見ていきましょう。

  • 設定日:2018年7月3日
  • 過去1カ月間のリターン:▲0.69%
  • 過去6カ月間のリターン:+12.58%
  • 過去1年間のリターン:+15.02%
  • 過去5年間のリターン:+192.26%
  • 設定来のトータルリターン:+290.35%