2. 50歳代は「NISAでの買付額」が全年代で最多に
2024年1月より制度改正された「新NISA制度」。
実は、年代別でみると50歳代の買付額が最多となっています。
2.1 《年代別》NISA買付額をチェック
金融庁が発表したNISA口座の利用状況に関する調査結果によると、2024年6月末時点でのNISA買付額は、50歳代が2兆1130億3395万円で、全体の29.90％を占めています。
次いで40歳代が2兆397億8935万円（20.10％）、その後60歳代、30歳代、70歳代と続きます。
年代別の投資枠（成長投資枠・つみたて投資枠）の買付額は、以下のとおりです。
2.2 《年代別》成長投資枠の買付額をチェック
成長投資枠においては、50歳代が20.70％を占め、最も多くの割合を占めています。
次いで60歳代が20.60％、40歳代が18.70％、70歳代が15.70％となっています。
2.3 《年代別》つみたて投資枠の買付額をチェック
つみたて投資枠では、40歳代が25.20％で最も高い割合を占め、次いで30歳代が25.00％、50歳代が21.40％、60歳代が12.00％となっています。
この結果から、NISA枠を利用した資産運用が特に50歳代前後で活発に行われていることがわかります。
では、50歳代から始める資産運用で、どのくらいの資産を作ることができるのでしょうか。
