2025年がはじまりました。今年こそお金をしっかり貯めようという目標を掲げた人もいるのではないでしょうか。

最近は「投資」という言葉をよく耳にしますが、昨年から始まった新NISAはもうチェックしましたか?

「投資って怖そう…」って思う一方で、「貯金だけじゃ将来が不安…」という人もいるでしょう。

そんな中新NISAが登場したことで、これをきっかけに運用を始めた人もいるようです。

そこで今回の記事では、新NISA制度の仕組みやポイントを解説しつつ、積立投資をした場合のシミュレーション結果もご紹介します。

1. 運用益が非課税になる「NISA」とは

運用益が非課税になる「NISA」とは

運用益(売却益・配当/分配金)が非課税になる「NISA」

出所:金融庁「NISAを知る

NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の最大のメリットは、投資で発生した利益が非課税になる点。運用で得られた分配金や譲渡益を、税金を引かれることなくそのまま受け取ることができます。

通常の証券口座(特定口座・一般口座)で運用する場合、利益には20.315%(※所得税15.315%、住民税5%)の税金が課されます。この税金が、NISA口座を使えば非課税となるのです。

2024年1月には「新しいNISA(新NISA)」として制度が拡充し、フレキシブルな活用が期待できるようになっています。

次では新NISAのポイントについて整理します。