様々なモノの値段が上がる中、住まいに関する出費を見直している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住まいに関する出費は、家賃交渉や引っ越しなどを伴うので手軽に減らすのは難しい半面、うまくいけば月間で数万円単位の安定節約につながります。

こうした中、新築や築浅にこだわることなく、「築年数の長さ」を許容することで居住費用を抑えようとしている方もいらっしゃるでしょう。

株式会社三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、賃貸マンションの経年が賃料に及ぼす影響は年率平均換算で約1%とのことです。

近年はDIYやリノベーションの注目度が上昇しているという背景もあり、「歴史あるもの」「生活感」が気にならなかったり、むしろ好きだったりするなど、築年数50年級の物件への引っ越しも選択肢になるという方もいらっしゃることでしょう。

とはいえ、団地暮らしの部屋は広さが限られており、なんとなく窮屈そうというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

実は、家具の種類やレイアウトなどを工夫することで団地暮らしの部屋でも広々とした空間に見せることが可能です。

この記事では、団地の部屋を広く見せる3つのアイデアをご紹介します。

1. レイアウト・家具の配置を意識する!部屋を広く見せる魔法のアイデア3つ

少しの工夫で部屋を広く見せるアイデア

少しの工夫で部屋を広く見せるアイディア

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「団地暮らしの部屋でも広く見せたい!」「狭い部屋でも快適に過ごせる部屋にしたい!」そんな希望がある方は、ぜひこれから紹介する3つのアイデアを試してみましょう。

少しの工夫で狭い部屋でも広く見せることができます。

部屋が広く感じられるということは、圧迫感や窮屈さも感じない部屋ということです。開放的な空間で過ごすことで、気持ちにも余裕が生まれるでしょう。

ここでは、そんな狭い部屋でも広く見せる以下の3つのアイデアをご紹介します。

1.1 簡単にできる!部屋を広く見せる魔法のお手軽アイデア3つ

  1. 背の低い家具で統一させる
  2. 視界を遮らない家具の配置と収納方法を考える
  3. 色を厳選して自然光を取り入れる

2. 部屋を広く見せるアイデア1:背の低い家具で統一させる

部屋を広く見せるため、背の低い家具を選ぶ

部屋を広く見せるため、背の低い家具を選ぶ

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最近のマンションは、天井が高く開放感があります。

しかし、団地のような築年数の古い建物だと天井が低く、家具の配置によっては圧迫感を感じることもあるでしょう。

特に背の高い家具を配置すると、圧迫感が出て部屋を狭く見せてしまいます。部屋を広く見せるためにも、背の低い家具を選ぶようにしましょう。

例えば、ソファやローテーブルなど、床に近い位置に家具を配置することで、圧迫感が軽減されます。

また、カラーボックスは横置きにして高さが出ないように配置するなどの工夫も効果的です。

背の低い家具を選ぶことで、たくさんのメリットが得られます。

例えば、天井との間に余裕が生まれて開放感が出せたり、壁面や窓際の空間を有効活用できたりといったメリットです。

狭い部屋に背の高い家具や重厚感のある家具を選ぶと、部屋を狭く見せてしまうだけでなく圧迫感のある窮屈な部屋になってしまいます。

狭い部屋の場合は、できるだけ背の低い家具で揃えましょう。