5. 現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。
同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。
総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。
空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
6. 中古マンション価格の動向をチェック
株式会社東京カンテイが2024年11月21日に発表した中古マンションの「70m2換算価格推移」によると、2024年10月の首都圏中古マンション価格は前月比+1.1%の4864万円となりました。
都県別では、東京都が+2.9%の7170万円と6カ月連続の上昇となりました。
一方、埼玉県や神奈川県、千葉県はわずかながら下落しました。
近畿圏では主要エリアが軒並み上昇し、全体で前月比+0.6%の2901万円と上昇。
中部圏も前月比+0.5%の2268万円をマークし、愛知県では+0.5%の2399万円と揃って上昇しています。ちなみに、前年同月比がプラスとなったのは2023年9月以来とのことでした。
7. ちょっとした工夫で、快適でおしゃれな空間を作ろう!
今回紹介したアイデアは、少しの手間で誰にでもできる簡単なものです。
築50年が経過した古い団地でも、壁の雰囲気を変えるだけで空間を劇的に一新できます。
団地暮らしの部屋は、狭くて圧迫感があるから落ち着かない、と思っている方もいるかもしれません。
しかし、様々なアイデアを活用することで広々と居心地の良い空間にすることが可能です。
背の低い家具で統一させたり、色や家具の配置などを工夫したりして開放的な空間作りをしてみてはいかがでしょうか。
あなただけの素敵な空間づくりが、きっと新しい暮らしの楽しみになるはずです。
参考資料
- 総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」
- 株式会社三井住友トラスト基礎研究所「経年劣化が住宅賃料に与える影響とその理由」
- 株式会社東京カンテイ「市況レポート 70m2換算価格推移」
LIMO編集部